3月19日、
立憲民主党の皇位の安定的継承に向けたキックオフの「全議員勉強会」。そこで1時間ほどレクチャーする機会を与えられた。光栄だ。質疑応答の手前迄はメディアにも公開。だから内容を特に隠す必要はないだろう。取り敢えず、私が用意したレジュメの目次だけを掲げておく(“→”の後が本論だが省略)。皇位の安定的継承のために1退位特例法の達成と課題(1)達成→(2)課題→2皇室存続の不安定化の背景(1)偶然的要因→(2)政治的要因→(3)構造的要因→3皇位継承の安定化に向けて(1)旧宮家系男性が新たに皇籍を取得できるようにする案→(2)女性宮家を創設する案→(3)皇位継承資格の見直し→以上。メディア関係者が退席した後の質疑応答では、何人も質問して下さった。このテーマへの熱意の表れだろう。有難い。質問者の中には、菅(かん)直人元首相もおられた。会場には辻元清美議員の顔も見えたが、質問はなかった。同党の議員以外では、衆議院法制局長のT氏も参加されていた。後からわざわざご挨拶戴いたのは恐縮。18日には菅(すが)官房長官が政府の立場から、新天皇ご即位後、速やかな検討の開始を明言した。「そんなに時間を待たないで」と。その翌日に国会の立場から、野党第1党が私を招いてこのような取り組みを開始。いよいよ、皇位の安定的継承に向けた、政府・国会の本格的な取り組みが動き出すのか。